ブランドマンションは買うべきか？３つの視点から考えるブランドマンションの価値
マンションにはデベロッパーごとにマンションブランドがあります。
例えば、野村ならプラウド、三菱ならパークハウス、三井ならパークホームズなど。しかし、ブランドと言っても大手から中小デベロッパーまでピンキリです。
そのため、大手デベロッパーのブランドマンションについて記述させて頂きます。
ブランドマンションには世間で言われるように一定の価値が担保されているのか？３つの視点からブランドマンションの価値について考えてみましょう。
自分たちの手でも管理会社の見直しを進めていただけるように、マンション管理にお悩みに理事、修繕委員、管理組合の方のために、管理会社見直しによる削減事例と見直し手順を一冊のE-Bookにまとめました。
ぜひダウンロードしてご活用ください。
ブランドマンションは質が高い
１つ目は、マンション建設に関わる全ての業者が、緊張感を持って仕事をしているという点です。マンションの建設には多くの業者が関わっています。主な業者で言いますと、施工会社、設計会社、管理会社、事業主（デベロッパー）等でしょうか。
他にも、鍵業者、セキュリティー会社、インターネット回線会社、インテリアオプション会社等がそれぞれの下請けではなく、購入者と直接関わるケースがあります。
下請業者も含めますと、本当にたくさんの業者により、マンションは建設されるということになります。そのたくさんの業者にとって、デベロッパーはお客様です。
大手デベロッパーがお客様の場合、今後もマンションが何度も建設されることがわかっていますので、今回だけの工事といった意識ではなく、今後もお願いされる工事をしようといった意識が働きます。そういったことからマンションの質が向上します。
ブランドマンションはアフターが手厚い
２つ目は、アフターサービスがきちんと受けられるという点です。大手デベロッパーが急に倒産することは可能性が低く、資力もあります。
先般ニュースにもなりました杭問題があった三井のマンションでも、中小のデベロッパーであればいい加減な対応をして終わりか多額の損害賠償を抱えて倒産かという結末にもなりかねません。
建て替えの決断ができたのは、大手デベロッパーのブランドを守る為に他なりません。
また、アフターサービスに関して、本来ならば管理組合や所有者から、デベロッパーに直接言わなければいけない要求等であっても、ブランドマンションの場合、グループ会社の管理会社を使っている為、そういった要求等は管理会社に言っても構わないといった体制をとっているマンションもあります。
もちろん、管理会社からデベロッパーに対して強くは言って貰えませんが、ブランドを守る為にデベロッパーとしても手厚い対応を取るケースも多いです。
私が知っている例では、あるブランドマンションの外壁タイルが落ちるといった事例がいくつか見られ、調査をすると全て同じ施工会社ということが判明しました。そこでデベロッパーがとった対応は、その施工会社が建てた全てのマンションの外壁タイルについて無償打診調査をするといったものでした。これも大手デベロッパーでないとできないことです。
デベロッパーと管理会社の連携が密
３つ目は、大手デベロッパーとそれを取り巻く業者との連携が密接であるということです。
デベロッパーと管理会社の連携について述べさせて頂きますが、ブランドマンションの新築計画の場合、販売に至るまでの打ち合わせの回数が中小デベロッパーの場合と比べて何倍も多いです。
グループ会社の場合、同じビルで勤務していることもある為、連絡が取りやすいことも大きなメリットであり良い管理に繋がります。
管理計画の作成、理費等の算出、管理規約の作成と調整、販売会社への勉強会の実施、手続会と引渡会の段取り調整等、デベロッパーと管理会社で何度も打ち合わせをして決めていきます。
また、中小デベロッパーの場合、いつもの管理会社がはっきりと決まっていないケースも多く、管理会社同士の競争があります。管理会社の営業が、管理面を考えたものではなく「今回だけでも管理させて欲しい」といった気持ちも出てしまい、デベロッパーが喜ぶような、販売しやすい管理規約を作成してしまったり、費用を抑えることしか考えていない管理計画を作成してしまうこともあります。
結論：マンションにブランドがあることのメリットはある！
マンションは管理で買えといった言葉もある通り、長い目で見た場合、特に管理面でのメリットが大きく、それに伴い売却時の値段も担保されます。
その為、購入時は高額であっても売却時にも高額であるならば、トータル費用としては中小デベロッパーのものとそこまで変わらないのかもしれません。
マンションは大きな買い物ですので慎重にもなりますし色んな価値の見方がある為、選ぶのは難しいかもしれませんが、その選ぶ基準の中に「ブランドマンションである」ということも含めて検討をしてはどうでしょうか。
快適なマンション生活を祈っております。
管理会社の見直しを検討中の方へ
割高な管理費、足りない修繕積立金、対応の悪い管理会社など、マンション管理に問題を抱えている管理組合は少なくはありません。
私たちは管理会社の見直しを通じて
管理費を削減し、管理の質を改善したいと考えています。
管理会社を見直しによって
- 年間20％以上の管理費の削減できた！
- 修繕積立金が増え年300万以上マンションの貯金が増えた！
- 管理会社の見直しで管理仕様が適正化さた！
- 年間の管理委託費が650万から500万に下がった！
など、多くの改善事例があります。
管理会社の見直しで、マンション管理は必ず改善します。
自分たちの手でも管理会社の見直しを進めていただけるように、マンション管理にお悩みに理事、修繕委員、管理組合の方のために、管理会社見直しによる削減事例と見直し手順を一冊のE-Bookにまとめました。
ぜひダウンロードしてご活用ください。