【実録】中古マンション購入の21の失敗事例まとめ

マンション購入の失敗事例

結婚や子供の誕生などライフステージの変化と共に、住居の購入を検討される方も多いのではないでしょうか。

そのマイホームの選択の中でマンションを検討されている方も多くいらっしゃると思います。そしてその選択肢の中には中古マンションも出てくるはずです。

しかし、新築とは違い、中古であるが故に気をつけなければいけないポイントや、中古だからこそ分かることもあるはずです。そこで今回は、

中古マンションを購入する際の注意点はどこにあるのか?

それを知るために、実際に中古マンションを購入された方々の21の失敗事例を集めました。マンション選びを失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

目次
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お金に関するトラブル

1.マンションを買う際は慎重に

私がマンションを買う際に一番重視したことは、おしゃれで今後価格が上がりそうな資産価値の高いマンションでした。

実際に購入をしたマンションは東京23区内で乗り換え路線が複数ある駅で、駅までは10分以内、静かな場所にある物件でした。築年数は2年とほぼ新築同然でした。これは絶対に値上がりすると確信し購入しました。

数年間住み続け、現在の価値を知りたくなったので、査定をしてもらうことにしました。価格が高ければ売ってしまうことも考えていました。

しかし、結果は購入時よりも500万円近く安い価格でした。仲介業者の方に詳しく聞いてみると、購入時の価格が割高だったらしく、当時の売り主さんは恐らく投資目的で新築マンションを買っていて、高く売りぬくことを考えていたとの見解でした。

実際、部屋の中はほとんど使っていないようなきれいさでしたし、相場などもよくわからなかったので分譲時の価格などを確認せずに買ってしまいました。

イメージなどで何となく資産価値が高いと思い、舞い上がって購入したことを反省しています。マンションを購入する際は、事前に様々な情報を収集して、落ち着いた状態で買うことを薦めます。

(30代男性)

2.大規模修繕の費用が足りず、修繕積立金が値上げされました

駅徒歩5分の中古マンションを購入しました。駅近ですが、車通りは多く、窓を開けたらお世辞にも静かとは言えないマンションですが、近隣住民は親切な方が多く、エントランスで出会う方も挨拶をしてくれます。

住居に問題はなく良いマンションを購入したと思っていたのですが、マンションを購入してから半年後、管理組合よりマンションの修繕積立金が足りないので値上げを検討しますとの通知がありました。

紆余曲折を経て結局、修繕積立金は値上げされることになりました。仕方のないことかもしれませんが、重要事項の説明をしっかりと読んでおけばよかったと後悔しています。

(30代男性)

3.背伸びをしてマンションを購入してはいけない

子供が小学生に上がるのを機に引っ越しを検討し、せっかくならとの思いでマンションを購入しました。

小学校の評判などをネットの口コミで調べている中でどうしても通わせたい小学校ができました。その周辺でマンションを探そうという事になりましたが、希望の金額で購入できる物件は無く、3~4割高い相場でした。

ただ、どうせ買うならという気持ちもありましたし、少し無理をすれば買えないこともない金額だったので勢いで購入の話を進めてしまいました。

その後半年ほど経ち、ローンの支払いや管理費等の支払いは大変ながらもなんとかなり、満足をして住んでいました。

ところが、小学校の繋がりで出来るコミュニティの生活水準が高く、ママ友の会話では海外旅行に行った話や、車を買い替えた話を聞き、暇さえあればレストランでのランチに誘われる日常についていけなくなりました。

背伸びしてはいけないと学びました。子供には申し訳ありませんが転校を伴う引っ越しを考えています。

(30代女性)

4.個人責任だと言われ、ガス給湯器の交換費用を負担させられました

中古のマンションを購入いたしましたが、ガス給湯器の不備が入居時からありました。

配管から水漏れが発生をしておりましたが、テーピングで補強していたので、問題は無いと思っていましたが半年ほどで、さらに漏れ出し、管理会社に報告をして直してもらいました。

その後2週間が経った頃、今度は完全にお湯が出なくなりましたので、修理をお願いしたのですが寿命なので交換が必要だと言われました。

保障で新品にしていただけると思っていましたがこちらは前の住民の方が設置をしたので保障対象外だと言われてしまい、実費で修理をしてくださいと言われました。

入居して半年しか経っていないですし、器具類も保障になると思っていたので納得が行きませんでしたが、結局は22万をお支払いして新品にしました。

後にガス給湯器の寿命は12年程だと分かりましたが、故障をしたタイプは製造から14年が経過をしており、いつ壊れてもおかしくない状況でした。

耐久年数を超えてしまった機器を備えた物件を販売して、トラブルが発生すると自己負担を求めるとは納得が行かないです。

事前に壊れる事を説明して頂くか、新品に交換をした上で契約を結んで欲しかったです。

(20代女性)

5.固定資産税の金額を確かめずに購入してしまいました

賃貸マンションに住んでいた時に近くに憧れのマンションがありました。

憧れとはいっても高級というわけではなく、築20年ほど経っている物件なのですが、閑静な場所にあり、敷地からロビーまでの道に綺麗な植え込みがあり、そして地域では珍しい平置き駐車場が敷地内にありました。

築が古いからこそゆったりとした作りのマンションです。そしてそのマンションが売りだされたので早速見に行きました。リフォーム済みで新築のように綺麗で、なおかつ価格は地域の新築の2/3以下でした。

迷わずに契約し、まもなく住み始め住まいに関してはトラブルなくとても快適に暮らしています。

しかし、固定資産税の請求書がきてビックリ! なんと地域の新築物件よりもかなり高かったのです。

理由は、マンションにしては土地が広い分、ひと世帯あたりの土地の持分が戸建てと変わらないくらいあったのです。

土地の資産は地下が下がらなければずっとこのまま下がることはなく逆に上がることもあるので、毎年かなり痛い出費です。

固定資産税は中古だから安いだろうと勝手に思っていたのですが、一応確かめてから購入すべきだったと思っています。

(40代女性)

6.安い理由をちゃんと確認すべきでした

賃貸物件に長く住むと家賃の支払いがバカバカしくなり、10年ほど前に関東地方の新宿まで40分程度のエリアで購入しました。

勤めが渋谷だったので1時間以内で探すとどうしても希望の価格と乖離してしまいます。条件を少し落として探してみると旧公団の物件で築10年で広さが80平米のマンションが見つかりました。

まだ10年だし価格的にも予算内のギリギリ2500万なので内覧直後に即決しました。

不動産の営業が「売り出しの価格が4500万ですので、問い合わせの反響がすごいんですよ、即断即決しないと余所にとられちゃいますよ」と言われて飛び付いてしまいました。

リフォームもされていて勇んで引っ越しを済ませ移り住みました。引っ越しが春で初めての冬を迎えたとき、北側の部屋の結露がひどい事に気付きました。そして収納が妙にカビ臭いのです。気になって排気のダクトを開けるとカビで変色しているのです!

それを見て夫婦揃って必死にかび除去に励みましたが精も根も尽き果てて、子供のぜんそくが悪化する前に売却を決意しました。

営業さんの言葉に乗せられずちゃんと確認すべきでした。

(50代男性)

マンション管理に関するトラブル

7.規約では禁止されていないのにペット禁止だった

我が家では、母親が要介護になってしまったため、広く部屋が使えるマンションを購入したのですが、中古で築年数が30年ほど経っていても、2500万ほどしました。

当時は団地に住んでいたため、かなり広いマンションにテンションもアップしましたし、自分の部屋をもてたのも嬉しかったものです。

このマンションを購入した際には、マンションの規約には、ペット禁止と書いていなかったため、猫を拾って買い始めました。

けれど、猫を飼い始めた頃、いきなりマンションの管理組合から報告があり、ペットは禁止になったと言うのです。

これには住人はびっくりして、マンションの管理組合にクレームもあったそうです。

でも、管理組合は強気であり、これからは一切飼うなと言うことでした。

当初、新築でこのマンションが販売された時には、ペットが飼えるマンションとして売りに出されたそうで、そのことから住人と管理組合でも問題となったようです。

現在では、犬や猫の姿を見ることも少なくなり、ほとんど飼育している人もいませんが、これは本当に聞いてないよ~と言う話でした。

(50代女性)

8.訴訟まみれのマンションだった

立地と設備のゴージャスさに惹かれて購入を決めたタワーマンション。住み始めてしばらくは利便性の良さ、プールやフィットネスジムなど設備のすばらしさを実感し、「ここにして良かったな」と思っていました。

ところが半年ほどしてからのこと。マンション専用のネット掲示板に、今さらながらログインして覗いてみると、なんと管理組合の理事同士で言い争っている様子。

「○○さんは出入り業者と癒着してるらしい」「理事長が議事録を改ざんした」など。挙句の果てに、理事会が組合員によって訴訟を起こされていることが判明しました。

私は直接火の粉をかぶることはありませんでしたが、それでも憂鬱な気持ちになりました。

さらにしばらく経ってから、新たに驚くべき事実を知りました。それは、数十世帯が管理費と修繕積立金を滞納しているというもの。しかもそれを回収するために、組合はいくつもの訴訟を抱えていたのです。

見た目は本当にステキなタワーマンションで、エントランスやロビーなどもシックにデザインされているのですが、中身は訴訟まみれ。これは「住んでみなければ分からない」というよりも、「住む前に徹底的に調査しなかった私の失敗」です。

(50代男性)

9.マンション購入時に重要事項説明書をよく確認しなかった

劇団員やインディーズミュージシャンなど、私には複数の仕事があります。どれも自主練習では大きな音を出す必要があるので、防音設備が整えられた物件に住みたいと考えていました。

半年前、私は中古マンションを購入しました。いわゆる防音マンションです。それまでは人通りの少ない公園などで練習していたので、屋内で自分を高められることに喜びを感じました。

中古マンションに引っ越した当日からエレキギターの練習をしていたのですが、1時間もすると管理人が訪ねてきました。私の部屋から騒音が聞こえるために、近隣住民から苦情が出たそうです。どうして防音マンションでそのようなことが起こるのか、不思議で仕方がありませんでした。

しばらく管理人と事実関係などについて話していると、私が購入したのはたしかに防音マンションとのことです。ところが、一般的な生活音は遮断するけれども楽器にまでは対応していないことがわかりました。

私としては初耳でしたから、話が違うなどと言い管理人を問い詰めました。一方、重要事項説明書をよく見てから発言するようにと管理人は言います。一人きりになってから当該書類を確認してみると、たしかに楽器演奏は禁止されている旨が明記してありました。

今では、大きすぎない声で劇団員としての練習に励むことしかできません。将来的に中古マンションで楽器の練習がしたければ、許可されている物件であるか否かをよく確認するべきだと思います。

(20代男性)

近隣トラブル

10.カラオケスナックがうるさくて眠れない

マンションの一室を事務所及び住居として生かせる物件を探していた所、丁度良い物件がありましたので購入を致しました。

築32年が経過しており外観は少々古い感じでしたが、内装の方は特に問題はありませんでした。

2階の一室を購入したのですが目の前には川が流れていて静けさもありましたし、車の通りも少なく静かな物件を購入したと思っていました。

ですが半年を経過した頃です。

階下には店舗用の一角が用意をされており、テナント募集中の張り紙がありました。

やがて借主の方が見つかり営業を始めたのですが、カラオケスナックが営業をされ、夜遅く12時ごろまで営業をしていたので、部屋の床を通して騒音が響き寝れなくなってしまいました。

布団で寝ていたのでベットに変えましたが、それでも地響きのように音が響いてきます。

あまりにもうるさいので管理会社に苦情を入れましたが、注意をしておきますの一言で、まったく改善がされませんでした。

匿名で店舗の方にヴォリュームを下げてくださいとお願いをしましたが、改善をされる事も無く騒音が続きました。

生活音の一部なので文句は言えないみたいですが、もう少し防音対策をして欲しかったです。

(40代男性)

11.下の階に住んでいる住人

下の階の方が何やら天井を何かで叩いたり突いたりする音が頻繁に聞こえてくるので、管理事務所に相談したところ、少し変わった方の様で、マンションでも噂になる人物でした。

私は築30年程のマンションを中古で購入しました。

不動産会社の方に色々と相談をしながら話を進めましたので手続きは何事もなく順調に進みました。

お金のことや、最近話題になっている事故物件ではないという事は確認をしたのですが、今思えばそれ以上に周りの住人についてもっと真剣に聞いておけばよかったと思います。

周りに住んでいる方はどんな方ですか?と不動産会社の担当者には質問をしたのですが、個人情報もあるのであまり細かくお話ができないと言われました。それ以上聞くのも悪いと思って聞けなかった自分が悲しいです。

購入後も相談をしたのですが、個人差があるので、変な人と事前に伝えるのは難しいと言われてしまいました。

最低限購入検討の時点で管理人さんにお話を聞いておけばよかったと思いました。

(20代女性)

12.変わった住民が多かったです

中古マンションを購入する時には、周辺の環境を調べたり、学校を調べたりしました。また、できる範囲でマンションの中や周辺を歩いたりして、住民の雰囲気などを、調べて購入しました。

その時には、特に気になる点は感じられず、駅から近い点など立地がいいので購入しました。

でも、住んでみて、変わった住民が多いことが分かりました。買い物をして帰ってきて、マンションの下のスペースに、荷物を下ろすために車を少し停めていると、警察に通報する人がいます。一人や二人ではないようです。

また、布団を干して取り込む時に叩いていると、下の階の住民から、ホコリが来るから叩くな!と怒鳴られたりしました。また、マンションの前に公園があるのですが、上の階から火がついた花火が落ちてきたこともあるそうです。

少し子供が騒いでいても、すごく怒られたりしましたし、常にピリピリした雰囲気のマンションでした。

(30代女性)

13.せっかくの眺望が台無し!近所に高層マンションの建設された

マンション購入のため色々と見て回っていた中で、たまたま見に行った物件の話です。

7階建ての7階のお部屋で眺めが抜群。富士山も見えるこの眺めが夫婦二人ともとても気に入って、その他の条件も確認した所、条件を大体満たしていたのでその中古マンションの購入を決断しました。

引っ越しも終えてようやく落ち着いた所でビックニュースが飛び込んできました。うちのマンションの数百メートル程の一角に10階建てのマンションが建設されるらしいと。折角の富士山が完全に隠れてしまう方向です。

まさかこんな事が有るなんて事前に質問をしなかった私たちも悪いのかもしれませんが、こういう事って事前に分かる事では無いのでしょうか。

購入時に説明が欲しかったと今でも後悔しています。

(40代男性)

住居に関するトラブル

14.タワーマンション上層階は実は面倒くさい

憧れのタワーマンション、それも上層階を購入しました。ベランダからはランドマークが正面に見え、友達に自慢したくなるような物件です。しかし、住んでみて、タワーマンションの上層階は住みづらいことがわかりました。

まず「エレベーター」がなかなか来ません。単純に上下移動する距離が長いからというのもありますが、このマンションはどうもエレベーターの台数が十分じゃないようで、朝の通勤タイムなどはイライラします。スーパーに買い物に出る時も「面倒くさいな」とつい思ってしまいます。

また、風が強い日の影響も想定外でした。「ベランダのサッシを開けるとものすごい風圧で空気が流れ込み、書類は飛び散るし、扉は大きな音を立てて閉まるしで大騒ぎ。しかも、ゆっくりとですが建物が揺れているのが分かるのです。これはタワーマンションの宿命らしいのですが、私はいまだにこの揺れに慣れることができません。

(50代男性)

15.液状化現象で資産価値が激減

東日本大震災の前日に中古マンションを購入する売買契約を結びました。

震災が起こり、マンションの被害を心配しましたが、電話で不動産会社に確認したところ幸いマンションには被害がないとのこと。安心していたのですが、休みの日にマンションを見に行くと付近の道路が液状化でボコボコになっていました。

確かにマンションには大きな被害もなさそうでしたけど周辺環境には大きな被害があり、心配した親戚から引っ越しなんてやめろと言われる始末でした。

気に入った物件だったのでできれば住みたいと思いながらも、周りの反対や、相場がガタ落ちする事のリスクから解約を解除したいと不動産会社に相談をしたのですが、出てきた話は契約を解除するためには売買金額の20%を支払わないといけないとのことでした。

結局そのマンションに住んでいますが、相場は20%以上落ちたと思います。不動産の購入には色々な問題があるのだと感じましたし、後悔しています。

(40代男性)

16.クロスが張り替えられていたことで気付けなかった結露問題

機密性が高く、日当たりも良好、洗濯し放題と思って購入した中古マンションなのですが、なんと梅雨や冬場になるとトイレから寝室まで、あらゆる窓が結露で窓がびっしょり濡れるんです。

内見に行ったのはちょうど4年前の夏で、梅雨が終わった時期でした。

築4年で、前に住んでいた人は転勤で泣く泣く手放したとのことで、部屋の設備もそのまま使用可能でした。10件くらいマンションを比較した結果、値段と駅からの距離、日当たりの条件から、今のマンションを購入しました。

内見の時も窓枠やサッシ等の動き等も調べたのですが、その時は、結露がひどいことには気づくことができませんでした。

マンションを購入してから半年経ち、結露の起こりやすい、ジメジメの梅雨に突入しました。

すると、結露が原因でサッシ周りに黒いザラザラしたカビや白いカビが発生していました。まさかとは思ったのですが、せっかく選んだこだわりのカーテンにもカビが。

以前から発生していたのでしょう、窓周りの周辺がなんだか湿気の匂いもします。

窓枠はまだそれほど痛んでいなかったのが幸いで、今は窓に結露吸収剤をはり、冬場も徹底的に換気をしています。

部屋の機密性が高く、冬も快適に過ごせると思っていたのですが、、結露対策に時間とコストがかかるので、この点は少しがっかりしています。

断熱性能の良い複層ガラスが出回っているそうなので、来年は、そちらの窓ガラスに取り替えようと計画中です。

(30代女性)

17.中古マンションはインフラ設備の劣化に注意

中古マンションを購入して後悔したと思ったことは、中古マンションは見た目と実際の老朽具合にかなり開きがある点です。

買った時点では実際はかなり老朽化していたにもかかわらず、見た目では分からかったので想像していたよりも早くインフラ設備も修理しないといけない事態になった点です。

その中でも特に私が特に困ったのが水道関係の修理でした。まさか中古マンションを買ってから1年くらいで水道管の劣化で赤黒い水が水道から出てきたのは正直かなり驚きました。

それで水道が使えない期間がかなりあって日常生活にもかなり影響を受けました。

新築のマンションを買っていればそういう目にも合わないで済んだのかと思うと、本当に中古のマンションを買わなければ良かったとその時思い知らされました。

(30代男性)

騒音に関するトラブル

18.気が付かなかった騒音問題

私は妻と二人で暮らしている20代の会社員です。

結婚を機に現在の賃貸マンションから、中古の分譲マンションを購入することにしました。

いくつかの物件の内見をし、その中でも気に入った大手不動産会社が分譲した中古マンションを購入することにしました。部屋の中はリフォーム済みできれいでしたし、分譲マンションということで静かでした。駐車場や駐輪場の状況もよく確認し、万全の注意をして購入したつもりでした。

しかし、実際に住んでみると、朝と夜に上階から物凄い音と叫び声などが聞こえてくるのです。正体は子供でした。私たちが部屋を見ていたのは日中だったのでちょうど子供が家にいない時間帯だったのです。

平穏に暮らせる状況ではなく、管理会社を通じて苦情出しましたが、改善は見られません。子供を怒るわけにもいかず、住宅ローンを組んでいるのですぐに引っ越しもできず、どうしていいのかわかりません。

(20代男性)

19.上下から騒音が響く築数十年級の中古マンション

立地が良いのに割安な、築何十年の中古マンション物件を見つけて即決。内装にも少し手を入れて、自分好みの環境で新しい生活をスタートしました。

ところがしばらくして気付いたのが、上階の人がトイレで流す水の音がわが家にまで聞こえてくるということ。さらに家の中を頻繁に行き来するライフスタイルのようで、ドスンドスンと足音が響いてきます。

管理会社に相談するべきか、本人に直接掛け合うべきかで悩んでいたところで、また別の問題がふりかかって来ました。下階の部屋に新しい住人が越してきたのを境に、音楽や話し声などが、ありえないほど大きな音量で聞こえるようになったのです。

さすがにびっくりして下階に様子を見に行くと、その新しい住民の方は南米系の外国人でした。

夫婦と小さな子どもの3人家族でしたが、週末になると夫婦の兄弟たちが遊びに来てパーティーを開催。「私たちの国では毎週パーティーをする習慣があるのです」と言い訳するばかりで、騒音は止めてくれませんでした。

管理会社や管理組合、警察にも相談したものの、結局解決せず売却することに。運の悪さもありますが、もっと下調べをしておくんだったと反省しています。

(40代女性)

20.騒音トラブルに悩まされています

結婚を期にマイホームの購入を検討しました。

しかし、年収がそれほどなく金銭的な面から新築ではなく中古マンションを購入することにしました。

購入したのは築15年のマンションです。部屋についてはかなり気に入っています。間取りもちょうど良く、子供ができても楽しく子育てができそうだと思います。

しかし、1つだけ中古マンションを購入して失敗したと感じたことがあります。それは近隣とのトラブルです。

実は私の住んでいる上の階にはある家族が住んでいます。その家族はちょっと複雑なようで、高校生くらいの子供さんがグレていて、夜中でも大音量で音楽を聴いたり、ドラムを鳴らしたりと騒音トラブルに巻き込まれてしまっています。

1度だけ管理会社を通してクレームを伝えたことがありました。

しかし、すぐに直接家まできて逆に文句を言われたのです。ちょっと話し合いにならないなと思い、悩んでいます。いずれ子供さんはマンションを出ていくだろうとは思いますが、それまで騒音に悩まされるのかと心配です。

(30代男性)

21.国道横のマンションで騒音に悩まされていた

数年前に建築されたマンションです。

当然マンションに住む前には見学にいきました。そのときは日当たりや部屋の間取り、そして交通の便ばかり考えており、騒音問題のことは頭の隅にもありませんでした。

そしていざマンションに引っ越し住んでみたあとのことです。普通の車の音は窓を閉めていれば気にならないのですが、トラックなど大型車両が通るとうるさく感じてしまい、ストレスとなるようになりました。昼間ならまだいいのですが夜になるとその騒音が原因で寝付けなくなることもありました。しかもまちなかにあるため常にトラックなどの通行が絶えない感じです。

結局耐えきれずに数ヶ月で売却することになってしまいましたが、今後物件を選ぶときはしっかりと騒音問題を考慮したいと思いました。

(30代男性)

中古マンション購入の21の失敗事例のまとめ

いかかでしたでしょうか?

お金のこと、マンション管理のこと、近隣のこと、住居のこと、騒音に関するを紹介させていただきました。全てとは言えませんが、マンションを購入前にしっかりと確認しておけば防げる問題もあるはずです。

例えば、

  • 購入前にマンションの管理人さんに話を聞いて見る
  • 契約書をしっかりと確認する
  • マンションの売却理由を不動産に業者に確認する

など、マンション購入時にはぜひこの失敗事例に参考にして、マンション選びの役に立ててください。

記事監修

マンション管理士:古市 守(ふるいち まもる)

管理会社変更をはじめとするマンション管理組合のコンサルティング、自治体のマンション調査、マンション管理コラムの執筆・監修などで活動。

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