2023年マンション管理会社ランキング
2023年マンション管理会社ランキング
順位 | 社名 | 管理戸数 |
---|---|---|
1 | 東急コミュニティー | 501,870 |
2 | 日本ハウズイング | 489,666 |
3 | 大京アステージ | 427,864 |
4 | 長谷工コミュニティ | 390,085 |
5 | 三菱地所コミュニティ | 327,900 |
6 | 大和ライフネクスト | 276,473 |
7 | 合人社計画研究所 | 233,222 |
8 | 三井不動産レジデンシャルサービス | 207,539 |
9 | 住友不動産建物サービス | 176,472 |
10 | 野村不動産パートナーズ | 174,931 |
11 | 日本総合住生活 | 161,883 |
12 | あなぶきハウジングサービス | 151,631 |
13 | 穴吹コミュニティ | 112,738 |
14 | 伊藤忠アーバンコミュニティ | 107,200 |
15 | グローバルコミュニティ(大阪) | 103,376 |
16 | 東京建物アメニティサポート | 79,778 |
17 | 近鉄住宅管理 | 70,808 |
18 | ライフボート西洋 | 69,670 |
19 | ナイスコミュニティー | 62,002 |
20 | レーベンコミュニティ | 61,495 |
21 | 浪速管理 | 58,797 |
22 | 大成有楽不動産 | 56,759 |
23 | 日鉄コミュニティ | 52,168 |
24 | 日本管財住宅管理 | 50,813 |
25 | 日本住宅管理 | 44,915 |
26 | 関電コミュニティ | 44,886 |
27 | 明和地所コミュニティ | 44,247 |
28 | ホームライフ管理 | 41,286 |
29 | MMSマンションマネージメントサービス | 37,594 |
30 | 阪急阪神ハウジングサポート | 35,390 |
31 | エスリード建物管理 | 34,933 |
32 | 三井不動産レジレンシャルサービス関西 | 34,314 |
33 | 伏見管理サービス | 34,261 |
34 | 住商建物 | 34,158 |
35 | 日神管財 | 33,427 |
36 | 双日ライフワン | 29,701 |
37 | ユニオン・シティサービス | 28,990 |
38 | 互光建物管理 | 27,421 |
39 | 大和地所コミュニティライフ | 25,345 |
40 | 積水ハウスGMパートナーズ | 24,897 |
41 | クラシテ | 24,376 |
42 | 名鉄コミュニティライフ | 24,332 |
43 | 長谷工コミュニティ九州 | 24,111 |
44 | エステム管理サービス | 23,836 |
45 | サニーライフ | 23,738 |
46 | エフ・ジェー・コミュニティ | 23,434 |
47 | マリモコミュニティ | 22,818 |
48 | スカイサービス | 21,823 |
49 | 日本ビルサービス | 21,426 |
50 | エム・シー・サービス | 20,472 |
※マンション管理新聞2023年5月25日号より
2023年の管理会社ランキングについて
マンション管理新聞による2023年の管理会社ランキングについて、2022年と比較してみます。
1位から17位までの順位は昨年と全く同じでした。
一方で、変化があったのは、18位にランクインしたライフポート西洋です。
同社は前年の22位から大きく上がりました。
受託戸数にして2022年53,224戸→2023年69,670戸と+16,446戸の増加です。
ライフポート西洋が増加した理由は、日本建物管理を吸収した影響のためで、今回はM&Aによる特殊要因となります。
また、管理戸数増加の2位は、日本ハウズイングで2022年478,240戸→2023年489,666戸と+11,426戸の増加となっていることから、ライフポート西洋の受託増が大きいかがわかります。
順位の変動について
TOP50の中で、ライフポート西洋(2022年22位→2023年18位)以外に順位を上げた主な管理会社は、エスリード建物管理(34位→31位)、三井不動産レジレンシャルサービス関西(35位→32位)、大和地所コミュニティライフ(41位→39位)、サニーライフ(48位→45位)となっています。
順位が上昇した管理会社は、管理戸数が大きく増加しています。
具体的には、エスリード建物管理(+2,143戸)、三井不動産レジレンシャルサービス関西(+2,164戸)、大和地所コミュニティライフ(+1,207戸)、サニーライフ(+2,255戸)となっています。
管理戸数を減らしている管理会社も
同新聞によると、今回特徴的だった点として管理戸数を「増やした」管理会社が5割を切るとともに、「減らした」管理会社が21.5%、「変化なし」が29.2%でした。
ここから、積極的に増やしている一方で、減らしている管理会社もあります。
理由としては、ここ数年継続している人手不足や人件費、資材の高騰、協力会社からの値上げ要請を背景として、管理組合に管理委託費の値上げ要請を行った結果、受け入れられずに管理委託契約解除となるケースもあるようです。
これは大手を中心に見られることから、新たな受託先として大きく管理戸数を伸ばしている管理会社が該当していると考えられます。
中小管理会社の管理戸数増により管理組合にも新たな可能性
大手管理会社は企業利益を維持する必要から、管理委託費について一定の水準を保つ必要があります。
したがって、今後も管理組合に対する管理委託費値上げも続いていく可能性があると考えられます。
一方の中小管理会社は、これまで確認したとおり、管理戸数拡大によって業績を拡大する所も出てきています。
また、組合からの新たな管理受託を常に狙っている管理会社が多いともいえるでしょう。
そのため、管理組合としても管理会社変更の際に新たな管理委託先として、検討できる可能性も大いに考えられます。
引き続き、今後のランキングにも注目していきたいと思います。