修繕積立金の積立方式〜均等積立方式と段階増額積立方式

マンションは年数によって必ず劣化するものです。良好な居住環境を確保、資産価値の維持・向上を図るためには、 修繕工事の実施が不可欠です。では、そのための修繕積立金はどのように集められているのでしょうか?

修繕積立金の積立方法には、計画期間中均等に積み立てる「均等積立方式」と、初期の積立額を抑え段階的に値上げする「段階増額積立方式」があります。また、修繕時 における一時金の徴収等を併用する場合もあります。

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均等積立方式

均等積立方式は前述の通り、計画期間中均等に積み立てる方式です。そのため、そのため、毎月の修繕積立金が変わることがありません。後々の未払いや積立金の滞納のことを考えると「均等積立方式」のほうが望ましいとされています。

段階増額積立方式

段階増額積立方式は10年等の単位で徴収する修繕積立金があがる方式です。

この方式の場合、分譲時の修繕積立金が分譲時の2倍以上になっているというケースもあります。新築マンションの倍は、ほとんどが「段階増額積立方式」を採用しており、購入時は修繕積立金が安く設定されています。

この方式は区分所有者への負担が後々増えるため、計画通りの増額ができない、修繕積立金が滞納しており計画通りの修繕が行えないなどの問題が発生しています。

多くのマンションで「段階増額積立方式」を採用しているのは、販売時のランニングコストを低く見せるためですが、それが原因で修繕積立金不足マンションが多数発生しているのです。マンションが抱えるお資金問題で詳しく説明しています。

なお、国土交通省が発表している「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」にて、積立金額の相場と適正額を調べることができます。

記事監修

マンション管理士:古市 守(ふるいち まもる)

管理会社変更をはじめとするマンション管理組合のコンサルティング、自治体のマンション調査、マンション管理コラムの執筆・監修などで活動。

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